何年ぶりかにWindowsXPを入れ直した。

どうもタブレットの調子がおかしい。
ある日、いきなりOS起動時に「バージョンが違います」と出はじめて操作できない。
管理ツールからドライバ(というかプログラム?)の停止/再起動を試みてもポインタに動きがない。
ドライバを入れなおそうと公式サイトのプログラムを使ってアンインストールを試みるも、途中でエラーが出る。
どうも、レジストリがおかしなことになっているらしい。
ったく、使えないなワコム!(すみません、当社比)
いや、でも実際直ぐにコケるからさ、このドライバ。
ノリノリで絵を描いている時は結構イラっとくる…


非常に使いにくい。
それに何年もXPを使っていていい加減起動までに時間がかかる。
そうだ、OSごと入れなおそう。


そう思い立ち、データの整理に取り掛かる。
実は、何をバックアップしようかとか、その方法を調べたりで1日費やしている。
でもって、ざっとこんな感じ。


・ウィルス対策ソフトのネットワークセキュリティ設定ファイルのバックアップ
Outlook Expressのメール、アドレス、アカウントのバックアップ。
・ブラウザ(当方はSleipnir)のお気に入りのパックアップ
IMEの追加辞書のバックアップ
・各種アプリケーションのシリアルナンバーの控えなどのいくつか。
・iTuneの音楽データのバックアップ
・Sonic Stageの音楽データのバックアップ

後は、使用頻度の高いアプリケーションの設定などのバックアップ

xyzzyの設定ファイルやソースネクストの本格翻訳の自作辞書、お気に入りのフリーフォントなどなど

それから、データ類(趣味のお絵かきとか曲とか、たいしたもんじゃないけどさ)。



最初、だいぶ切り詰めたが2Gバイトを超えてたので1.7Gまで圧縮。
どうして2G未満にしたかというと、せっかくのプレミアム会員だし、yahooのブリーフケースに入れるつもりだったから。
(※訂:1Gでした。h19/10/13)
実はこれまでブリーフケースって使ったことなかったけど。
で、実際使おうとして、今回のケースでは無駄だということが分かった。
一度にアップロードできるのは6つまでで容量も限られている。
こんなのじゃいつまで経っても終わるわけない。
いや、気力でyahooのサーバーに上げてもそれを再び6ずつ落としていく根性なんて自分には無理。
というこで、外付けハードディスクへ転送して、念のためにDVDディスクにも焼いておく。
データを切り詰める必要なかったよ、やれやれ。


久しぶりにWindows XP HomeEditionのディスクを出してDVDドライブにセット、USBやら全部外したPCをオン。
ハードディスクの内容を開放して再度フォーマット、インストール開始。
ここで、以前からOSを再インストールするときにはやろうと思っていたことを実行。


それは「ユーザー名に漢字を使わない、できれば本名も用いない」ということ。


前者は、そもそもインストール時にエディットボックス欄で入力を即して来る時に、XPの方で勝手にIMEを起動させるため、ついそのまま漢字やひらがなといった全角文字で入れてしまいがちだが、これで失敗した。
最近は見られなくなったが、海外製のアプリケーションだとインストールできない時があるのだ(あったのだ)。
どうもインストーラーが一時ファイルをテンポラリに展開する際にマイドキュメントのユーザーのフォルダ以下のテンポラリを使おうとしてそこまでのディレクトリパスにたとえば「太郎」などといった全角文字が使用されていると、続行できなくなるらしい。
いつくかのアプリケーションでそれがかつて起きた。


後者は、やはりプライバシーに関わる。私自身は自分でプログラムやゲームをネットで公開したりしたことはないのだが。
いつくかダウンロードしたそうした作品の中にはエラーなどが生じた際に、開発者が作業していたのであろうマイドキュメント以下に、当人らしき名前のついたパスを伴ってログが吐き出されることがあった。
元々、Takeshiなどといった名前で公開しているのならまだしも、あだ名のようなハンドルネームで公開してて、こういうところで自分の名前が露見するのはちょっと恥ずかしい(と個人的には思う)。


ということで、今回は最初からユーザー名はニックネームにしておきたかった。
・・・・・
インストール完了。


さて、ここでまずは何をおいてもウィルス対策ソフトのインストール。一番嫌いなアプリを最初に入れなくてはならないとは、何とも因果を感じる。
と、ここで外付けハードディスクから読み込もうとして思ったが、遅い!
多分、今現在のUSBドライバが2.0ではなく1.1のものだからかもしれないが、とにかく遅い(気がする)。
これだとDVDの方がまだ早そうなのでそっちからインストール。


続いて、マザーボードチップセット用ドライバ、グラフィックボードのドライバと順次インストール。
(念のため、インストールする度に再起動をかけて、復元ポイントをその度に設定した)
とりあえず、グラフィックボードのドライバは入れておかないと、モニターの画面が小さい上に描画が遅くて。


次に、ネット廻り。Outlook Expressの各種データを戻して、続いてネットの接続、、って。
ええ、もう勝手に繋がってる。当方は光ケーブルにルーターかましているのだが、ええ?
そういうものだっけ。何かスピードも問題ないし。一度設定しただけで、ふうんルーターって便利だな。


ここでステージ1終了ってところかな。続いて、Windows Updateに取り掛かる。SP2にするまでは、ネットにあちこちと繋ぎたくないしね。
それにルーター使うようになって思い知ったが、結構外部からのアタックは多い。
1日に2度ほど執拗なアタックを何処からともなくかけてきているもよう。こんな時に狙われたら怖いよ。
何度かUpdate/再起動を繰り返してSP2のダウンロードが始まる。


ふと思ったが、このUpdateの表示。ダウンロード中→ダウンロードの検査中→インストール中とプログレスバーの表示が切り替わるんだが、「ダウンロードの検査中」って微妙な日本語だな。
「ダウンロードしたファイルの検査中」じゃないのか?とか、思っている内にインストール完了。
何だか、SP2はダウンロードよりもインストールの方がものすごく時間かかった。


これで、ひと段落。
この時点で3時間ほど経過。
XPをSP2にまでするといろいろ安心するのは何故だろう?
何か昔、夜に塾から自宅へ帰るときに薄暗い道が続いて、実家の近くまでさしかかると街灯やらで明るくなって、そこまで来ると安心したもんだが、そんな感じ(そんなこと、どうでもいいね)。


そいえば、これは初期のWindowsXPだけど後期のは最初からパッチが当たっているんでしょ。
それはちょっと楽かもね。


さて、一息ついてから再度 Windows Update を続ける。
と、「インターネットエクスプローラー7のインストールをしますか?」ときた。それまで使ってたIEって何だっけ。
普段使わないので(Sleipnirを通じてIEエンジンは使っているが)とっさに、手が止まる。
まあ、新しいに越したことはないだろうし。ということでインストール開始、再起動。
そいや、プニルで古いままIEエンジンを使ってたのか…。


いやあ、IE7少しだけ驚いたね。これ、新しいフォント使ってるの?これは見やすいな。でも英数字が判読しやすいが、どこかにじんで見えるのは自分だけかな。
貧弱だった設定なんかもいろいろ強化されているなあ。
しかもタブブラウザになってるし。


ま、とにかく。あれやこれやでXP自体のセットアップは終了。
明日から、タブレットやらのセットアップに入ることにする。


やっぱり、多少この作業は疲れるね。
実際は手しか動かしてないんだけど。
続きは、書くかどうか分からない。
書くかも、書かないかも。